愛媛大学英語教育改革セミナー

 第7回の英語教育改革セミナーが開催されました。今回は「大学英語教育改革における新たな取り組み―Can-Doリストは何を可能にするのか」と題して、Can-Doリストの理解を深め、その可能性を探るとともに、今後の英語教育改革の方向性について意見交換を行ないました。

Can-Doリストとは?:
英語で何ができるかを文章化したリスト。愛媛大学では、学生のニーズや現状に基づいた
独自のCan-Doリストを作成しています。

 講演 「Can-Doを使ってできること、できないこと―動機付け的視点の取り入れの必要性」 


講演では、Can-Doリストについての詳しい解説のほか、リストを利用しての教育改革の実践状況とその効果についても紹介されました。
長沼君主(ナオユキ)先生:
清泉女子大学文学部専任講師。Can-Do研究の第一人者。SELHiを含め、様々な教育現場でのCan-Doリスト開発に取り組まれている。


シンポジウム 「愛媛大学のカリキュラム改革の取り組み」 
折本素 先生   廣森友人 先生
山西博之 先生 田中英理 先生

シンポジウムでは、本学の英語教育改善のあゆみ、成績評価の現状と課題、およびCan-Doリスト作成を含む課題解決への取り組みなどについて、本学教員からの報告がありました。

セミナーの最後には、フロアを交えた質疑応答とディスカッションが開かれました。参加者の方々から多くのご質問、ご意見をいただきました。


今回のセミナーには総勢50名ほどの方がご参加くださいました。近隣はもちろんのこと、遠く関東以北から来られた参加者の方もいらっしゃいました。

お越しくださった皆様、誠にありがとうございました。


 <対象>  本学教職員、大学英語教員、学部生、院生、および一般
 <主催>
  愛媛大学 教育・学生支援機構 英語教育センター
 <後援>  
愛媛県教育委員会、松山市教育委員会
〈参考資料〉 セミナーポスター>>(PDF)