Training Program

平成18年度前期 職員英語研修

平成18年5月17日(水)〜平成18年7月19日(水)

愛媛大学職員の英語によるコミュニケーション能力の向上を図ることを目的として、英語教育センターでは定期的に英語研修を実施しています。
今回も教員・事務職員合同での研修です。10回パーフェクトに出席された方が5名、1回欠席が3名、2回欠席が1名。
トータルで18名の受講者のうち、半数が8割以上の出席率でした。
これまででも
最高の出席率を誇る今回の研修について、詳しくレポートします。
講師は英語教育センターの非常勤講師、カナダ出身のセミン・プンジャ先生です。

セミン先生について受講生のみなさんに聞いてみたところ
「穏やかで笑顔の素敵なチャーミングな女性で、すっかりファンになりました!」「日本人を対象とした英語教育に非常に精通していて本当に勉強になりました。」とのことでした。

研修の進め方や時間配分も受講者数にちょうど合っていたようで、その点でも大変好評でした。
今回の研修のテーマはDebate(討論)

改まった場で決められたテーマについて「賛成」と「反対」に分かれて討論できるようになる
というのが最終目標です。いつもよりも難しそうな今回のテーマ、参加者のみなさんの反応はどうでしょうか?

初めは少し緊張気味だったみなさんも、グループに分かれてどんどん課題をこなすうちに、だんだん表情が明るくなり打ち解けてきたようです。
私達の母国語、日本語であっても「論理だって意見を述べ、上手に人を説得する」というのは難題です。

様々な課題をこなしながら、ある程度基本となるディベートの進め方役立つ言い回しをセミン先生が丁寧に指導してくれました。

それと同時に、上手に人を説得するための論理的な話の進め方についてもじっくりと習いました。
最後の、そして最大の課題はみんなの前でディベートをすること。

・導入部分としての簡単な挨拶
・討論するテーマの紹介
・賛成か反対か、自分の立場の表明
・その理由とそれを裏付ける事例の提示
・結論

緊張しながらも、ディベートの基本の流れに従って、上手に討論を進めることができました。
大きな発見の一つは「つなぎの言葉の果たす役割の大きさ」でした。
つなぎの言葉を上手に入れることで、聞き手に心の準備をさせ、それに続く言葉を浮き立たせる効果があるんだそうです。

また、ジェスチャーを入れたり間の取り方を工夫するだけで、聞き手の注意をそらさずじっくりと聞いてもらえる大きな助けになるそうです。

なるほど!上手な話し方には色々なコツがあるんですね。

「相手の意見をよく聞き、論理的に考え、的確に意見を伝えることの難しさをひしひし感じた。
今回の研修は、今後の人生にもプラスになると思う。」

「教員以上に英語への興味を持ち、スキルアップの意識を常に持っている教員以外の方達との交流が有意義だった。
これらはとても身にしみて、参考にさせて頂こうと思った。」
といった英語の伸び以外に関するコメントも多く寄せられました。

みなさんにとって英語研修は単に語学の勉強のためだけの場ではないんですね。
英語で新しい知識や技術を習得したり、さらには自己啓発の機会まで提供できるとしたら
企画している私達にとってこれほど嬉しいことはありません。

今回参加してくださったみなさん、次回もまた是非参加してください。
今まで一度も参加したことのないみなさん、今度こそ試しに参加してみてください。
業務に追われ忙しい毎日だからこそ、いいリフレッシュになるはずです。
それまで待ちきれないというあなた、今すぐ英語教育センターへ!
楽しく英語に触れられて、かつ効率よく力を伸ばすための情報とツール満載でみなさんをお待ちしています!