平成18年度後期 職員英語研修
平成18年11月6日(月)〜平成19年1月31日(月)
愛媛大学職員の英語によるコミュニケーション能力の向上を図ることを目的として、英語教育センターでは定期的に英語研修を実施しています。 Aコースはソフトウェア利用による自習形式。TOEIC、技術英語、医学英語コースの中から好きなものを選んで自習を行い、その学習時間の記録を提出してもらうというものです。今回の参加者は18名。3ヶ月トータルの学習時間トップは42時間、1ヶ月の学習時間トップは26時間12分。業務外にわざわざ時間を作って勉強するのですから大変だったと思います。記録表の提出をお願いするのは研修期間だけですが、今後もアカウントは使えます。是非ひきつづき勉強を続けていただきたいと思います。 Bコースは今回も教員・事務職員合同での英会話実践クラス。合計20名の受講者のうち、11名が8回以上の出席。皆勤賞の方が2名!(ごめんなさい、賞品はありません。でも心からの大きな拍手をスタッフ一同で贈ります。)年休を取っていても職員研修には参加してくれた方もいて、今回も出席率が高い研修でした。
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Bコース講師は英語教育センターの非常勤講師、カナダ出身のカート・ゴルツ先生です。 カート先生は旅行が大好きなアウトドア派。長期の休みには自転車でかなりの遠出をするとのこと。 「夏休みはどこへ行ったの?」と聞くと「八幡浜まで走って、それからフェリーに乗って、九州を一周してきた。」と涼しい顔で答えていました。自転車でも一日200キロを軽く走る(!?)との噂。これは”ただもの”ではありません! 研修の中でも、ワイルドな旅のちょっと変わったエピソードがたくさん聞けました。 |
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今回の研修のテーマは「TRAVEL ENGLISH」 授業のベースは少人数に分かれたグループワークの形式でした。これまでの旅行の経験や、旅先で起こった出来事など、リラックスした雰囲気の中で自由に会話を楽しみました。 旅行に限らず、海外へ行った経験があるか、これからどこに行ってみたいかなど、自己紹介を兼ねてどんどん話を進めていきました。 英語の勉強だけでなく、違った部署の人とも知り合える一石二鳥の研修です。 |
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「海外旅行の写真を持ち寄って話をしたのが特に楽しかった!」 「授業中は英語しか耳にしないので、教室を出てからもしばらくは英語でものを考えたりしていました。」という感想がありました。 トラベル英会話というと、ある程度決まった場面でのパターン化された会話の練習を想像しがちですが、今回の研修では自由な会話を楽しむ形式でのレッスンでした。決まったパターンがない分、難しく感じた方も多かったようです。 旅行経験が少ない場合、何を話せばいいか、なかなか思いつかないという方もいたようです。自分のことを話す以外にも、人の話を聞いて上手にあいづちを打ったり、的確な質問をしたり... 楽しく会話を続けるために、みなさん様々な工夫をしていました。 |
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次のような感想もありました。 「先生の言っていることは単語を拾って何とか理解できるものの、発言を求められると語彙も乏しく文法も忘れていて、全く英語が口から出てきません!学生時代は得意だったのに...。」 「知っている語彙は少ないけど、どうしても伝えたいことがあったから、がむしゃらに言葉を並べていったら伝わった。嬉しかった!」 言葉に詰まっても、大丈夫。カート先生がさりげなく、みなさんの会話のお手伝いをしてくれました。 |
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「将来はどんなところへ行きたい?どんな旅をしてみたい?」とバーチャルな旅の計画を立ててみたりしました。 「一番行きたい場所と行きたくない場所は?」というテーマに対して、最もユニークな答えは「行きたいのは月、行きたくないのは地獄!」 地獄はともかくとして、月への旅行はもう夢物語ではなくなるかも知れませんね。宇宙に出ても共通語はきっと英語。これは何としてでも習得しなくては! |