平成20年度前期 職員英語研修
平成20年5月12日(月)〜平成20年7月31日(木)
職員の英語によるコミュニケーション能力の向上を目的として、愛媛大学では定期的に英語教育センター主催の英語研修を実施しています。 Aコースは恒例の「アルクネットアカデミー」を使った自主学習形式の研修で、16名の方が参加されました。今回の学習時間最高記録はなんと、48時間! これはもちろん、過去最高の時間記録です。ほぼ毎日こつこつと時間をとって学習を進めたことが、この、3ヶ月で2880分という快挙をもたらしたようです。その他、育児中ながら積極的に参加してくださった女性職員の方もいました。みなさん本当にお忙しい中、お疲れさまでした!
そして今回はBコースでも、過去最高の記録が出ました。21名の受講者のうち、8割以上出席した人が12名、そのうち皆勤賞はなんと7名もいたのです! そんな高出席率の職員研修を、詳しくレポートします。 |
英語教育センターの非常勤講師サミュエル・バークレー先生は、英国はイングランドの出身でまだ26歳という若さ。今回は講師の若さという点でも、記録更新だったといえるかもしれません。 サム先生は、参加者の言葉を借りれば「穏やかでかっこいい、イギリス紳士」。教え方も紳士的でした。 「サム先生はとても優しく、丁寧に根気強く教えてくださったり、励ましてくださったりしました」(Kさん談) そんなサム先生による今回の研修のタイトルは、”イギリスを知ろう”でした。 |
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イギリス文化にまつわるトピックが毎回ひとつずつ取り上げられ、そのトピックに基づいて、グループワークやペアでのディスカッションを進める、というのが、研修の主なスタイル。 ペアとはいっても数分ごとで次々と交代するので、最終的にはクラス中の人と話し合うことができます。この方法は、クラスの雰囲気作りにも大いに役立ったようです。 「毎回ペアが変わることによって、多くの受講者と早くから打ち解けることができました」(Nさん談) |
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取り上げられたトピックは、学校教育、料理、音楽、法律、スラングなど。毎回違うテーマが取り上げられ、飽きさせない内容でした。 「サム先生は、まるでイギリス親善大使のように、イギリスの文化を教えてくださいました。ご自分の愛するイギリスのことを多くの人に知ってもらいたい、という気持ちが強いのでしょうね」(Hさん談) 研修では、BBC放送のニュースやスポーツ、ドキュメンタリーなどの番組の音楽を流してどの番組かを当てるクイズがあったほか、遠くの机に置いている文章を覚えてペアの相手に伝えたり、情報を得るために教室の中を歩き回って聞いたりするなど、ワークの方法にも工夫が凝らされていました。 |
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イギリスは、なじみの深い国のようで、意外と知らないもの。British English(イギリス英語)に触れる機会も、日本人にはあまりないかもしれません。その点でも今回の研修は、今までとは趣向の変わった、新鮮味のある研修となりました。 「British Englishを銘打った英語研修は初めての受講でした。イギリス人と話す機会はこれまでほとんどありませんでしたので新鮮でした」(Mさん談) 「『英会話』を学ぶというよりも、『英会話』を手段としてイギリスの様々なことを学べたので、『英会話』って楽しいなと思える研修でした!」(Tさん談) |