平成20年度後期 職員英語研修
平成20年11月1日(月)〜平成21年2月18日(水)
職員の英語によるコミュニケーション能力の向上を目的として、愛媛大学では定期的に英語教育センター主催の英語研修を実施しています。 今期よりソフトが自宅からも使用可能となった「アルクネットアカデミー2」。このソフトを自主学習形式で進めていくAコースの研修に、今回は過去最高の21名の参加者がありました。そして学習時間記録もまたまた記録更新です。今回はなんと、3ヶ月で学習時間53.5時間という快挙が出ました!! この記録を出したのは、研修参加は全く初めて、という職員の方です。分単位にして3,210分、ひと月平均約18時間…。熱心さに頭が下がりますね。この他、33.5時間、30.1時間という高い記録を出した方もいらっしゃいました。ソフトの利用環境の拡大がこれほどの効果をもたらしたとは、我々スタッフも驚くばかりです。
今回のBコースは、参加者13名のうち、8割以上の出席者が5人、皆勤賞が一人でした。ではここで、今期のBコースの研修内容を詳しくレポートしましょう。 |
今回の講師は、オーストラリアから来た長身の紳士、アダム・セラグ先生です(写真中央)。ほのかに印象的な容貌と、印象的なファッションセンス。でも、性格はとても親しみやすいんです。 今回は"Let's Talk about Current Topics"(時事英語)と題して、中級者向けに開講されました。普段よりほんの少し難易度は高めでしたが、皆さん積極的に出席なさっていました。 さぁて、その講座の気になる内容は…? |
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"Current topics"を題材に、積極的に頭を働かせて自分の意見を述べることが求められました。 まず、トピックのリスニングをします。続いて、用意されている3通りの意見から、自分が賛同する意見をチョイス。でも、選んだ答えを言うだけでは会話になりませんね。研修では、なぜ自分がその意見に賛同したのか、理由を述べる場が設けられました。 「意見を言ってその理由まで説明するという練習は、『ひとこと言って終わり』ではなく、会話として続けていくために大切なものだと思いました」(Kさん談) |
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そして今回、おそらく一番印象的だった活動は、毎度実施された数学・物理の練習問題だったことでしょう。この試みに関しては、所属によって面白いほど大きく意見が分かれました。 職員・Kさんの感想:「(練習問題は)日頃なじみが薄いため、かなり手強い感じがしました」 教員・K先生の感想:「技術英語の一部を教えていただき、非常に役立ちました。出来れば、この続きもお願いしたいです」 先生方(とくに理工系の教員の方)には、このテストは好評だったようです。 |
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…実はアダム先生、専攻が情報工学なんです。理系のミニテストを実施するというアイデアが出たのも、納得ですね。 研修初参加というYさんからは、次のようなご感想をいただきました。 「定期的に英語をしゃべることが、きっと英語の上達につながるんだと信じて受講していました。アダム先生も面白く、飽きずに続けることができました。…(中略)…受講したかいがありました。また次も参加できれば幸いです」 こんなふうにリピーターがどんどん増えていく、そんな研修を今後もご期待ください! |