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教職員英語研修レポート

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平成28年度後期研修(11月〜1月開催) レポート
 
毎期恒例の、EEC主催による教職員英語研修が開催されました。



英会話中級コース 
"Speaking Topics" 
(講師:サハイ・オグバマイケル先生)

今回の講師は、一昨年も中級コースを担当してくれたサハイ・オグバマイケル先生です。サハイ先生は日本での講師経験が長く、その話し方はテンポがちょうどよく聞き取りやすい、と受講生からも好評です。

サハイ先生による2年ぶりの英語研修は、"Speaking Topics"と題して行われました。タイトルの通り「話す」ことがメインの研修で、単語やイディオムに関することももちろん学びますが、クラスの大半の時間はとにかく会話。数十分間、交代しながらもとにかくしゃべり通しです。
まず最初の30分間は全体トークの時間です。受講生が提起したひとつのトピックに関して皆で意見を出し合う、という趣向なのですが、なにせこの時期の時事ネタが難しいものばかり! アメリカ大統領選、TPP、北方領土問題…などなど、日本語でも意見がまとめにくいような国際ネタばかりが続き、みなさん大苦戦していました。
難しい時事ネタトークが終わったら、次は少人数でのおしゃべりタイムです。ペアまたは複数人のグループで、思いつくままに好きなテーマで会話を繰り広げていきます。一定時間が経つと先生がプリントを配ってくれるので、それに載っているテーマで新たに会話を始めてもよし、あるいはプリントを全く無視して会話を続けてもかまいません。
ペアまたはグループでの会話のあいだ、サハイ先生は任意で各組のおしゃべりに加わり、たまに時事ネタに関する独自の見方なども聞かせてくれます。時事問題に関して、テレビで専門家などの意見を聞くことはあっても一般人の見解を(しかも英語で)聞けるチャンスはそうないので、このクラスはその意味でも貴重なチャンスを提供する場になりました。
60分のトークはたしかに少し長丁場ですが、みなさんそれぞれにうまく話を繰り出しつつ会話を楽しんでいました。中級コースの皆さんは、良い意味で文法を気にしすぎず、とにかくどんどん話していこう!という姿勢の持ち主ばかり。ときには白熱しすぎてクラスの時間を超過してしまう、ということもありました。部署や学部の枠を越えて、濃くてためになる会話を楽しめた今回の研修でした。
【参加者の感想】
●「話題がバラエティに富み、親しみやすいものから時事的なものまでボキャブラリーの強化に役立ちました。学内のいろいろな方と職域を越えて話ができることはとても勉強になり、楽しめました」
●「政治や経済に関する用語はとっつきにくく記憶に残りにくいものですが、サハイ先生の解説や受講生の意見を聞き、分からない言葉は辞書を引き、自分でもそれについての考えをまとめることで、着実に語彙の幅が広がりました」


 参加人数  23名  出席率  皆勤賞
 1人
 8割以上出席
 13人